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漫画女子の気ままな日記

『この漫画知りたい!』そんな、あなたに漫画の面白さを伝えたいブログです。

当て屋の椿 ネタバレ 読めばハマる!かなり面白い漫画でした~♪

当て屋の椿

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作者:川下寛次

13巻未完結

 

 

こんにちは!

『当て屋の椿』です。

 

 

 

舞台は江戸時代、
浮世絵師としてはまだ評価が
低く春画で生計を立てている浮世絵師の鳳仙と、
同じ長屋に住み当て屋(簡単に言えば探偵)を営んでいる
巨乳美人の椿の周りで起こる猟奇・怪奇事件を描いています。

 

 

 


 時代劇の世界観でありながら、
起こる事件は横溝正史の金田一耕助シリーズの
猟奇殺人によりオカルト要素を足したような事件が起きます。

 

 

 

決してオカルト的には終わらずに
ストーリーが進むと人の性(さが)や人の業のような
モノが顔を見せるのが悲しくもあり、
話が作り込まれている感じがありますね。

 

 

 少年誌ではなく青年誌での連載なので、
少年誌では中々描くのが難しい直接的な
殺人のシーンや猟奇シーンがシッカリと描かれています。

 


また、
神社にある寺子屋で働く無垢な少女が
聖職者である神主によって純潔を奪われる。

 

 

という結構ショッキングなシーンもあります。

 


いわゆる成年向けの漫画で直情的、短絡的に
描かれるエロスと違い、あくまでも性とは
秘め事であり、表に出て来ないコト……。

 


聖職者の皮を被った卑劣な人間の中にドロドロと
渦巻いている欲望が感じられるあたり……

 


秘め事が秘め事でなくなってしまった現代で
なく江戸時代を舞台にしているのは物語に
深みを与えているように感じます。

 


また、
物凄く漫画的な表現で

 

『顔に巨大な十文字の傷を
持ちながらも可憐な少女が登場したり』

 

と割と、現実にあり得るドロドロな人間の世界の中に、
一見異形とも思えるようなキャラクターが
登場する事で物語の『陰』と『陽』みたいな感じの
バランスを上手く取っているような気がします。

 


 主人公である椿と鳳仙のキャラクター作りも、
水谷豊さんが演じる杉下右京のように聡明。

 

気になった事を追求していく椿。

 

 

 

元武家の嫡男で
ありながら、ある事件が切っ掛けでお家取り潰しとなり、
自らも町人となった謎めいた出自を持ちながら、
その謎には中々触れられない。

 

 

 

鳳仙と一筋縄で
行かない雰囲気が物語の深度を更に深めますね。

 


キャラクターだけでなく、
物語も決してハッピーエンドで終わらない。

 

 


前のエピソードが後々に後を引いていたり、
解明されてもスッキリしないバッドエンドで
終わる物語も少ないようです。。

 

 

 

そういった点も
『相棒』シリーズのような感覚を受ける部分があり、
読めば読むほどにエピソード毎の繋がりや先の
展開が気になる作品です。

 

 


作者の川下寛次さんの

『ポテンシャルはまだまだこんなモンじゃない!』

と思わせてくれますよ。

 

 


『当て屋の椿』はHandyコミックで読めます。

 

無料お試し読みもあるので、
良かったら読んで下さいね!

 


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